病院の経理DXコンサルティング

ソフトやシステムを導入する事が経理DXではなく、
本質は何を抜本的に見直し、
当院にフィットした新しい仕組み(自動化・連携化)を
導入する支援を行います。
また、不要な業務を取り除き、単純作業はRPAで
人の手を介さずに行うという仕組みを
組み合わせる支援を行います。

会計処理や支払業務のAPI連携で
業務の効率化を目指す!

法改正に伴うインボイス、電子帳簿保存法は受身のままであれば、業務負担が増加します。将来の人口減少や病院の利益率の低下を見越して、積極的に経理業務そのものの見直しを抜本的に行う事で、業務品質と業務効率化の実現を支援致します。

病院の経理DXコンサルティングとは

安心3パック効果的な仕組みの基本パック

特徴 経理業務を効率的に改善したいという病院向けの基本パック
内容
現状の業務フローの確認と改善案のご提示
  • ・会計ソフトの見直しによる、入出金データの仕訳の自動化
  • ・受取請求書の会計処理と口座情報の AI-OCR の自動読み取り
  • ・小口現金の領収書を AI-OCR で自動読み取り
効果 多くの病院で業務効率が大幅に改善した内容に絞り込んでいます。まず、効果を最大限発揮したい病院向けのプランです。

しっかり5パック経理・財務部門のトータルコストの見直し対応

特徴 単純業務を RPA にのせ、経理スタッフの仕事の見直しを含めた業務の効率化を目指します。具体的には、経理スタッフの人員・投下時間の削減、経理関連コストの削減を行うオリジナルパック
内容
現状の業務フローの確認と改善案のご提示
  • ・会計ソフトの見直しによる、入出金データの仕訳の自動化
  • ・受取請求書の会計処理と口座情報の AI-OCR の自動読み取り
  • ・小口現金の領収書を AI-OCR で自動読み取り
  • ・RPA の導入による単純業務の効率化
  • ・立替経費の経費精算の仕組み化等
効果 経理の非効率な業務を抜本的に業務改善したい病院向けのプランです。
  1. 非効率さの洗い出しと
    改善業務のデモ

    病院の経理を知り尽くしているからこそ、何が非効率でどこが改善ポイントかを具体的な代替案のご説明を行います。
    いくつかのシステムやソフトのデモをご覧いただき、病院にフィットした仕組みの導入支援を行います。

  2. 貴法人の状況に応じた組み合わせと、
    複数業者からのソフト選択

    独立したアウトソーシング会社の為、複数のソフト会社のメリット・デメリットの説明と異なる会社のソフトを組み合わせた際のメリット・デメリットをしっかりとディスカッションを行い、ベンダー中心ではなくお客様中心の経理DXを支援致します。

  3. 病院に特化した
    経理DX

    病院の機能や付帯業務の多さによって人員体制や仕訳数が異なり、地域によっても病院を取り巻く環境や取引業者は異なります。医療機関では使わない高機能なソフトを導入している病院からしばしば相談をいただく事もある為、不要な機能を取り除き、それぞれの病院にフィットし、ニーズに応じた経理DXを支援致します。

対応システム

  • マネーフォワード
    クラウド

  • バクラク請求書

  • STREAMED

  • RPA EzRobot

  • incox
    受取請求書

  • シスプラ
    キーパー財務23

病院の経理DX前の経理フロー

図:病院の経理DX前の経理フロー

Before

病院の経理DX後の経理フロー(例)

図:病院の経理DX後の経理フロー(例)

After

イラスト:DXを導入している人としていない人
スケジュール 1ヶ月目 2ヶ月目 3ヶ月目
流れ 経理フロー設計 導入設定 操作研修・トライアル運用 本稼働
NKグローバル
  • ・既存業務フローのヒアリング
    ・預金入力
    ・現金入力
    ・売上計上
    ・買掛金・未払金計上
    ・給与計上
    ・資産計上
    ・立替経費の計上
  • ・アカウント作成
  • ・部門設定
  • ・勘定科目・補助科目の設定
  • ・過去の会計データの取込み
  • ・IB同期設定
  • ・クレジットカード同期設定
  • ・自動仕訳ルール設定
  • ・マスター情報の設定
  • ・取引先別残高の設定
  • ・取引先別の口座情報の設定
  • ・ネットバンキングの登録
  • ・各システム概要
  • ・API連携の説明
  • ・各連携サービスから入力
  • ・紙請求書からPDFでの発行依頼
  • ・操作性の確認
  • ・必要に応じて業務フローの再検討
お客様
  • ・既存業務の説明
  • ・ネットバンキングの登録
  • ・API連携からの入力
  • ・運用確認

病院経理業務の自動化に特化!
RPA導入から安定運用まで万全のサポート

RPA導入による業務の効率化を支援するプランです。
業務の棚卸やロボット開発からRPAの安定運用まで一貫してサポートし、業務時間の削減や人件費等のコストカット、スタッフの長期雇用を実現する”圧倒的”働き方改革の第一歩をお手伝いいたします。

イラスト:3人のビジネスマン
サービス名 サービス内容
RPA(EzRobot)利用 RPA(EzRobot)の1台あたりの利用料になります。
RPA導入時コンサルティング 導入3ヶ月間でPC作業のヒアリングとロボ作成支援を行います。
RPA導入後コンサルティング 導入後にロボット稼働の支援を行います。
ロボット作成代行 自社でロボ作成が難しい場合はロボットの作成を代行します。
助成金支援 社会保険に加入している従業員がいる場合は助成金が受けられる可能性があります。
インボイス、電子帳簿保存法の対応で経理スタッフの負担が増える為、職員の増員の要望が出ています。どのような対応をすれば良いでしょうか。

インボイス、電子帳簿保存法の対応で、経理スタッフの増員を行う事は、病院の利益率を圧迫するだけです。このタイミングで、経理業務を抜本的に見直す事で、経理部門のトータルコストを圧縮させる考え方が必要と考えます。
アナログの業務をデジタル化し、非効率な業務の進め方や不要な業務を抜本的に見直す事で、どの医療機関もトータルコストの圧縮が可能と考えています。

経理DXに向けて何から着手をすれば良いでしょうか。

何かのシステムやソフトを入れるだけでは、抜本的な見直しにはつながりません。
ただ、強いて申し上げると、会計業務の軸となるのは会計ソフトです。その会計ソフトが他のシステムやソフトと連携性・連動性があり、自動化できるかどうかで、業務の組立てが大きく変わります。
会計ソフトの見直しも含めて、非効率な業務の洗い出しを行う事が第一ステップです。

病院の経理DXの主な内容を教えて下さい。

システム紹介が目的ではなく、当院の現状とニーズにマッチする導入支援を行います。
以下は主だった内容です。

①会計ソフトの見直しの選定と導入支援
入出金データの自動取込みとAI機能による仕訳登録がポイント
API連携による効率化の為の設定を行います

②受取請求書のデータ読み取りシステムの選定と導入支援
受取請求書をAI-OCRを用いて自動読み取りを行い、仕訳の自動生成と支払い口座の自動登録がポイント
紙の請求書からPDFの請求書への切替えの案内
業務フローの見直しと会計ソフトへの連動と導入支援を行います

③領収書やレシートの読取システムの導入支援
スキャナーでPDFデータに変換した後に、AI-OCRを用いて自動読み取りを行い、仕訳の自動生成とインボイスの事業者登録の自動確認がポイント
業務フローの見直しと会計ソフトへの連動と導入支援を行います。

④RPA導入支援
単純業務をRPAに置き換え、夜間や隙間時間等に自動処理がポイント
業務フローの見直しと、会計ソフトへの連動と導入支援を行います。

⑤経費精算システムの導入
立替え経費を法人カードや経費精算システムを用いた運用がポイント
業務フローの見直しと、会計ソフトへの連動と導入支援を行います

会計事務所の変更を考えていませんが、経理DXコンサルの支援していただく事は可能でしょうか。

コンサル業務として経理DXを受諾していますので、会計事務所の変更が条件ではございませんので、ご安心下さい。

経理スタッフの採用がうまく進まない為、経理業務を効率化し、パートスタッフで業務を組み立てる事は可能でしょうか。

従来の業務を踏襲する事が前提であれば難しいですが、経理のアウトソーシングと合わせて新たな仕組みを導入する場合は、限られた時間のパートスタッフの方で組み立てが可能なケースもございます。

経理業務には作業ベースの業務が多くあるように思います。単純業務を効率化させることができないでしょうか。

経理業務から単純業務を無くす事が我々のテーマの一つでもあります。反復した単純業務は自動化・連携化・RPAの導入で、極力業務を減らす仕組み作りを行っています。

具体的には、業務をシンプルに整理して新たな仕組みやRPAの導入の有無も含め、コストパフォーマンスを意識しながらご支援を行っています。弊社は、ベンダーや代理店のように商品を販売する事が目的ではなく、病院の経理業務の品質と生産性を向上させ地域医療に貢献する事をテーマとしています。

財務部門が試算表の作成と支払業務に追われて、求めている業務ができていません。財務部門の業務改善のコンサルをお願いできるでしょうか。

試算表の作成と支払業務はミスなく効率的に行う事は当然の事、未来に向けた情報発信が財務部門の本来の役割です。
何に時間がかかっているかを確認し、非効率な業務を抜本的に見直す事の支援を行っています。その為には、全てが従来のままという訳にはいかない為、何を変えて良くて、何は変えてはいけないかをしっかりとミーティングを行い、経理DXコンサルで財務部門のスタッフが時間を確保できるようにしたうえで、本来の財務部門の業務支援まで行います。

立替経費の精算に時間がかかり、トラブルもあるようです。スムーズな経理処理方法をアドバイスお願い致します。

立替経費を現金で職員に精算をしていては、時間ばかりかかってしまい生産性が向上しません。 例えば、対外業務が多い理事長や事務長、看護部長のように特定のスタッフの立替経費であれば、法人カード(法人のクレジットカード)を貸与する事も方法の一つです。また、経費精算のソフトを用いれば、スマホで領収書の写真をとれば、事前に登録した銀行口座に支払いも可能で会計ソフトへの仕訳にも連動します。

状況に応じた仕組みをご提案致します。

取引業者から紙の請求書からメールやURLからダウンロード方式に変更依頼が届いています。今後も紙の請求書をリクエストした場合は追加の費用負担を求められるケースもあります。どのように対応をしたら良いでしょうか。

インボイスや電子帳簿保存法の法改正を機に、紙の請求書からデジタル化が医療業界にも加速度的に進むと考えられます。他業界ではすでにデジタル化が主流になっている業界もあります。
法改正が経理業務の効率化を後押ししている為、この流れは止まらないばかりではなく、この流れに応じた経理の仕組み作りを再構築する事が求められています。

受取請求書の対応だけを考えるのではなく、経理業務の抜本的な業務の見直しのチャンスととらえ、請求書のPDFまたはデジタルインボイスに対応したシステムを導入し、支払業務と会計業務の効率化を推進する事を推奨いたします。
ただし、病院の状況に応じたシステム導入をしなければ、費用だけがかかり意味がない事も考えられるため、どの業者のどのシステムを導入するかは弊社のように病院専門の経理DXを推進している会社に相談する事をお勧め致します。

納品書や請求書や領収書等、紙の書類が多くあります。院内には限られた保管スペースしかない為、困っています。会計事務所からは7年保存が必要な為、破棄する場合は自己責任と言われます。他の病院はどのようにしているでしょうか。

電子帳簿保存法の施行によりデジタル保存が可能となり、病院の限られたスペース問題が大きく解消に向けて前進しています。
法律に準拠したシステムを導入する事で、新たなサーバーの設置は不要ですし、データ保存方法に頭を悩ませる必要もありません。

業務効率を目的にシステム導入をされるお客様以外に、紙の請求書等の保管スペースの問題を解消する為に、システム導入を行われる事務長が意外に多くいらっしゃる事が弊社にとって予想外の結果でした。

会計業務を俯瞰した中で、紙保存からデータ保存に進まれる事を推奨致します。

会計ソフトの年間使用料が高い事が気になっていますが、会計事務所が推奨する会計ソフトの為、やむを得ず使用しています。また、会計ソフトは外部連携機能が弱い為、二度手間な業務が多くあるように思えています。どのように考えれば良いでしょうか。

会計ソフトはクラウド型が主流になりつつあり、それに伴い、外部連携(API連携)機能がオープンになっています。また、会計ソフトの使用料は各段に安価になっています。

経理業務をどのように方向づけるかで会計ソフトの選択の幅が広がると同時に、会計事務所に何を求めるかによってもさらに選択肢の幅が広がる事もあります。

病院の利益率が上がる事は考えづらい為、現場をバックアップする管理部門の固定費が硬直化する事は避けたいところです。

法改正のタイミングが、業務の見直しのタイミングと考える事務長が多くなっています。

より詳しい内容をお知りになりたい方は
[お問い合わせフォーム] からご相談ください。

  • 決算が15日も前倒しで完了

    4病院・2老健・2診療所・15の介護事業があり、売上規模が160億円。財務部門のスタッフは6名。
    従来までは決算が仕上がるまで55日ほどかかっていましたが、DX化に踏み切り、マネーフォワード会計とバクラクの導入をきっかけに、業務フローを抜本的に見直したことにより、決算を40日で〆る事ができるようになりました。
    また、月次試算表の仕上がりと精度も大幅に改善し、スタッフの残業時間も平均して20時間以上の改善が進みました。

    具体的には、マネーフォワード会計に切り替えたことにより、仕訳入力の時間が1/10以下になりました。さらに、受取請求書が紙からPDFに70%近く切り替わるタイミングで業務効率が一気に進み始めました。
    当初は請求書の確認方法が変わる事の戸惑いがありましたが、部門として仕事の仕上がりスピードが2,3日早まる実感が持て始めると、部門全体のギアがあがりDX化へのさらなる工夫と改善への取組みが進んだことが大きな収穫となりました。

    01
  • スタッフの退職がきっかけにDX化

    地方の山間部の330床の精神科病院と2診療所。経理スタッフが2名。
    ベテランスタッフの退職により、経理DX化が唯一の解決手法として取組みがスタートしました。

    経理業務・給与計算・総務業務を兼務していた為、経理業務の効率化が最大のテーマでした。不慣れな会計ソフトへの仕訳入力が自動取込みされた内容を確認するだけとなり、請求書の確認と総合振込への登録もバクラクを用いる事で大幅に業務時間が短縮する事ができ、業務を1名で行っても以前よりも業務に余裕が生じたことが驚きでした。結果的に、人件費1名分と会計ソフトも金額が大幅に低減した事により年間600万円近くのコスト削減につながりました。

    02
  • RPA導入で単純業務からの解放

    120床のケアミックス病院と199床の急性期病院、1老健、1診療所、10の介護事業の医療法人です。
    試算表の他に病棟別損益を毎月作成している為、仕訳入力件数は毎月約5,000仕訳あります。

    職種別の給与データと医事から提出された売上データをエクセルで加工し仕訳への入力業務に毎月かなりの時間をかけて行っていました。この単純業務をRPAに置き換え就業時間後にRPAを走らせる事で単純業務から解放され、物事を組み立てる為の仕事の時間に充てる事ができるようになりました。

    具体的には運営会議での報告資料を丁寧に作りこみ、報告内容も分かりやすく行う事ができ、現場とのコミュニケーションの時間を多く持つ事ができるようになっています。

    03