病院の経理・アウトソーシングに関するコラム

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病院の経理アウトソーシングの料金体系について

基礎知識 2024.10.25

料金体系が事前に分かっていれば、もっと早く相談をしていたというお話しをしばしばいただくことがあります。

一般的な弊社の料金体系の考え方を記載致します。

アウトソーシング料金について

以下の内容を勘案し、アウトソーシングの料金をご提示しています。

①事業所数 × ②弊社窓口の方の対応力 × ③弊社のノウハウによる効率化 × ④弊社の投下時間 × ⑤業務品質体制 

以下に、具体的に一つ一つ紐解きます。

①事業所数:事業別の区分経理を行う事を大前提としています。その理由は事業別損益の試算表の作成を行わなければ、売上や経費の計上漏れを確認する事が極めて困難であり、経営に活かす資料となり得ない為です。事業数が多くなればその分、料金が上乗せとなります。仕訳数は参考としますが、弊社は病院を専業とするアウトソーシング会社の為、病院や老健、診療所、訪問系・介護系事業等の事業内容や病床数や病院の機能で料金の内規を設定しています。

②弊社窓口の方の対応力:以下の3つの要素をポイントとしています。
ⅰ.弊社との窓口対応の方のITリテラシーと円滑なコミュニケーションと会計を中心とした依頼内容についての理解の有無がポイントです。弊社からは、決して難しい依頼を行う事はありません。
具体的には、運用ルールと必要データの一覧表に基づき、必要なデータを期限までにアップロードを行なっていただく事ができるかどうかです。不要なデータが混在すると、弊社側の確認時間が増加し業務品質を落とす事につながる為、確認と判断を行っていただく事が窓口対応の方の最も大切なポイントとなります。

ⅱ.法人内の医事や人事担当の方とのコミュニケーションを円滑に行っていただく事が出来るかがポイントです。

ⅲ.現金の取扱いと現金出納帳のエクセルの入力を正確に行うことが出来るかがポイントです。

弊社の窓口の方は、必ずしも正職員である必要はありません。

③弊社のノウハウによる効率化:DX化をベースにした仕組みを用いる事ができれば、経理業務を大幅に効率化することができます。ネットバンキングの利用、紙の請求書からデジタル請求書への移行、エクセルやCSVによるデータの受渡し等、弊社のノウハウを取り入れた仕組み化への対応がポイントです。
弊社のノウハウは、大規模な病院の経理と経営企画室における勤務経験と、病院の税務顧問を100件近く行ってきた高い経験値がベースとなっています。

④弊社の投下時間:上記に記載した効率化が進めば、従来まで行っていた経理業務を大幅に時間短縮ができる事は実証済みです。

⑤業務品質体制:取引先への支払業務は特にダブルチェックが必要な業務です。上記仕組みが軌道に乗ればシンプルなチェック体制で実行します。

上記の内容を複合的に勘案して、料金の設定を行っています。

アウトソーシングはお高いかお安いか

アウトソーシングの料金が高いか安いかは、「従来の経理業務に関するトータルコストとの比較」と「経営への貢献」の複眼的な考え方が必要だと弊社は考えています。

「従来の経理業務に関するトータルコスト」の内訳は、経理スタッフの給与と賞与と法定福利費、通勤交通費、退職金、福利厚生費と毎年発生する会計ソフトの保守料(サーバーを設置している場合は、サーバー代)、会計事務所の顧問料と決算料、経理スタッフの採用に係る費用等です。

弊社は病院を専業とした経理のアウトソーシング会社の為、仕組み化と効率化とノウハウに基づいて経理業務を行う為、スタッフの投下時間は大幅に圧縮し高品質を実現しています。トータルコストを削減した上で経営への貢献が高い事から、多くの病院から指示をいただいているものと自負しています。

「経営への貢献」では、病院の収益分析ソフト「Libra」の無償利用、コスト削減提案は他のアウトソーシング会社ではまねが出来ない経営に貢献する内容の一つとして好評をいただいています。 デジタル化社会に対応した仕組みと病院経理のノウハウを高次化している事が、日本全国から社外経理部として弊社が選ばれている理由です。他社比較を業務の質と料金で比較していただいた上で、ご選択いただければ幸いです。

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